2012年8月31日金曜日

朗読劇のおすすめ

 私が20年来かかわっているNPO[2050]主催の環境朗読劇です。 宙八おすすめの劇です。ぜひ観に来て下さい。  
 
  内容:  昨今の異常気象や環境問題は世界規模で私たちの生命を脅かしております。しかしながら、私たちは目前の生活や経済活動に目を奪われ、地球の将来に対する対策を講じようとしておりません。2050はこの様な市民のあり方に大変な危機感をもっております。そこで、来る9月は、「講演」ではなく、その代わりに、レイチェル・カーソンの「センス オブ ワンダー」を、二人の出演者と演奏者による朗読劇として上演し、皆様に環境問題の原点を考えて頂きたく思います。    

 東北大震災で私たちが失ったものは、今、人類が世界的な規模で失おうとしている何かを予感させられます。レイチェル・カーソンのメッセージから、「私たちが今取り戻さなければならないものは何か」を是非一緒に考えましょう。 ナガノユキオの作・演出によるこの朗読劇は全国で上演されている話題作です。 是非、ご家族・友人をお誘いの上この試みにご参加ください。

 と き: 平成24年9月15日 (土曜日) 午後1時00分~3時00分 ところ: 東京都港区立エコプラザ 3階 会議室A 東京都港区浜松町1-13-1 電話03-5404-7764   (JR浜松町北口下車4分、 都営大江戸線大門駅B1出口下車3分) か い ひ: 会 員  500円  非会員 1,000円

2012年8月15日水曜日

原発の事故原因は[地震だった!]

先月、いわきからの帰途、東京で原発問題の講演があり参加した。講演者は、国会の原発事故調査委員会のメンバーであった弁護士の伊東良徳氏と原発設計者の田中三彦氏の二人。内容は、国会の事故調査委員会の報告であり、核心的課題である「原発事故の原因は地震であった!」の可能性を明確に示す内容だった。   原発事故の原因調査は、民間、東電、政府と、二氏が所属した国会の調査委員会の四つのグループによってすでに行われているが、国会の調査委員会以外の会は、政府の立場を擁護するグループであることは多くの人が認識している。   その政府が、すでに大飯原発を強引に再稼働させ、さらに、全国の原発をも順次再稼働させたいという根拠は、原発事故は「津波によるものであったから」という理由に他ならない。   つまり、事故は不可抗力な自然災害だったのだから、津波対策さえクリアすれば、原発の安全は担保される。再稼働はまったく問題がない。という理由が成り立つからである。   しかし、過日、テレビで報道された国会の調査委員会の報告は、この政府の見解を真正面から疑問視するものだった。と言うよりも、講演で二氏が明確に発言したように、事故の原因は、明らかに、津波以前の地震によるもであった。と言う事なのだ。   その理由が、詳細なデータの解析によって発表された。それは、まさに一目瞭然、疑いの余地もないものだったが、当然、この意見は、未だに、東電も政府も無視し続けていると言う。国会自らが依頼してつくった委員会の意見をまったく無視していると言うのだから、どんな神経なのか?呆れてモノが言えない  だが、政府の立場になれば、これは当然のことなのだ。もし、事故原因が地震によるものであったと証明されれば、当然、その責任は、東電と政府にあることが明確になり、再稼働などはあり得ないことになる。全国の原発の安全対策は根本から見直されなければならないことになってしまう。東電、政府の当事者の刑事責任さえ問われかねない。   しかし、いくら政府が自己保身をし、さらなる権益を守る為に、原因は津波のせいだと言い続けようが、そんなまやかしがいつまでもまかり通るはずはない。すでに海外にも発表されたこの二氏のデータは、近い将来、世界中で認められるものとなるはずだ。   それがこうして始めて発表された場に出会えて、とても心強く、そして嬉しく思った。真実がようやく明らかになったのだ。これは日本の、いや世界の希望である。ぜひ多くの人に知ってもらいたい内容だ。宙八 講演内容は、http://www.youtube.com/watch?v=HtaEsOdkFV8 で見れます。一人でも多くの人にこの情報を伝えて下さい。